東京中野の縫製工場「辻洋装店」| 【費用は?】アパレルメーカーが縫製工場で洋服を作るまでの流れ その2

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BLOG 2019.04.29

【費用は?】アパレルメーカーが縫製工場で洋服を作るまでの流れ その2


(たぶん多くの)縫製工場は信頼できる取引先と末長くお付き合いしたいと思っています。しかし、日本の縫製工場は(たぶん100%)“アパレルメーカーに約束を反故にされた”経験があるのです。下請けとして委託加工しかやってこなかった負の部分です。

その結果、お仕事は欲しいけどいきなり疑心暗鬼なのです。

「無理難題をおしつけられないだろうか・・・」

「縫い始めてから値切られたりしないだろうか・・・」

「そもそもお金は払ってくれるのだろうか・・・」

“電話一本で取引をスタート”なんて聞いたことがありません。まずは信頼関係を築くためにも縫製工場に足を運び、直接コミュニケーションをとりましょう。具体的なお仕事の話は次回、くらいの気持ちでイイと思います。

工場を案内してもらい服に対する想いを語ったり、なぜこの会社に惹かれるのか、素直に話してみるのもいいと思います。話が盛り上がったら飲みに行きましょう。一気に心の距離が縮まります。地方の縫製工場の某社長はこう言っていました。

「本気のヤツは泊まりで来る」

ネムリホールミシン

一般的に5月6月は縫製工場の閑散期なので、この時期に商談・量産ができればベストです。繁忙期はどうしても仕事が重なります。今までお世話になってきた既存のお客様をお断りしてまで、リスクが潜んでいる可能性の高い新規のお仕事をすることは少し考えづらいです。とはいえ、会社により状況は異なりますのでその辺りの事情も含めて“相談できる間柄になる”ということが大切な気がします。

具体的なお仕事の依頼をするときには出来るだけ多くの情報をテーブルに乗せましょう。それが実際の加工賃に近ずく唯一の方法です。

・デザイン

・仕様書

・生地(あれば製品サンプル)

・ロット

・投入時期

・納期

・納品方法

・支払い

・・・・・

縫製工場は少なすぎる情報(絵型だけ、、、とか)をもとに見積りを求められることが非常に多いですが、これらの要素は全て直接加工賃に関わってくる重要なものなので何かが不明の場合は“仮の見積もり”となります。

いくつかの要素が不明でもだいたいの見積もりを出せるようになるのは、何度かお仕事をしてお互いに信頼と経験を積み重ねた後の話です。

東京都内の高級婦人服縫製工場三兄弟の三番目
ツジゴウ

 


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