先週末にPIJ(株)さんを見学させていただきました。
もはや私の認識しているプレス屋ではありませんでした。具体的に「この設備がスゴい」「この取り組みがスゴい」というよりはプレス業から確固たる信念を持って現在のPIJ(株)に進化してきたその過程と行動力に大いに刺激をいただきました。
取引先様の隠れたニーズに目を付けて痒い所に手が届くサービスを打ち出して信頼と満足を得る。言葉にすれば簡単ですが実現するのは簡単なことではありません。
看板からもただのプレス屋さんじゃないことが分かります。
靴や鞄、ノベルティーなどの雑貨も取り扱います。
シルクなどの黄ばみ(日焼け)は蛍光灯からの紫外線も大きな要因。なので全てLEDです。
全自動のトンネルフィニッシャー。仕上げ工程です。
自動包装機。ハンガー製品にビニールをかけてくれます。
最新式のダブルヘッド検針器。日々のチェックやメーカーメンテナンスも万全です。
2Fはちょっと緊張します。
1日に3回計測しています。“いつ入荷したどの製品が原因か”特定されます。
繊維製品では糊材や加工薬品に過度のホルムアルデヒドが使用されることがいまだにあるそうです。
電子顕微鏡。初めて見ました。
縦に裂けた折れ針も見つけます。
品質表示・クリーニングネームが正しくないと法律で日本の店頭に置くことはできません。ので作れます。
金属が使われた製品でもX線検査で検針。
熟練の方が目視でチェックします。
人体プレスマシンにも一工夫。サイズ感を微調整できます。
検品は全て手作業。若い社員の方々が黙々とこなしていました。
クリーニング店も経営なさっている社長からシミ抜きノウハウも教えていただきました。
必要以上に手間をかけない工夫も。
国内製品はハンドプレスが多いそうです。
社長には懇親会もお付き合いいただき、大充実の見学会となりました。
中国製製品は約6%が不良品で、その不良品の70%は縫製不良、30%は汚れだそうです。
PIJ(株)では汚れ落としはもちろんですが、縫製設備も備えることによって不良品を見つけてA 品にすることに力を注いでおられました。
辻洋装店とは全く畑が違いますが、飯田社長の新しいことに取り組む姿勢・未来を見据える視野の広さに勉強させていただきました。しつこい質問にもご丁寧にお答えいただき誠にありがとうございました。
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