アトリエの本棚にこんな本があります。
二十歳の自分に読ませたい(^^)
イイコトたくさん書いてあります。
著者である秋山氏は、自身の経営する注文家具メーカー「秋山木工」で従弟制度といわれる仕組みを取り入れて社員を育てています。いわゆる丁稚(でっち)というヤツです。
これが江戸時代から日本で行われてきた職人を育てる制度なんですね~。
なかでも興味を惹かれたのは「馬鹿になれ!」というところ
<以下抜粋>
丁稚には「馬鹿になれ!」と言っています。
私が「やってみろ!」と言ったことは、考えずに、まずはやってみる。その姿勢が大切だと思っています。
「社長はああ言ってたけど自分が知っていることとは違うな」
「もしかして社長が言っていることは、間違ってるんじゃないかな?」
そう思うことを止めて、まずは言われたとおりにやってみる。“馬鹿”になれるというのは、ようするに、素直で謙虚であるということなのです。
秋山木工に入社したのは私に教えられることを希望したから。それならば、考える力は、いまは必要ありません。研修期間だけは、私の言ったことを“馬鹿”になってとにかくやればいいのです。そうしているのもたった4年間だけ。“馬鹿”になってやらなければ、時間も日にちも過ぎていくだけで、結果的に損をします。
入社したら一度プライドを捨てることが大切です。「もしかしたら大学を出たことは無駄だったかもしれない」。そう思えた瞬間、大学生活は無駄にはならず、必ず活きてきます。
成長したければ“馬鹿”になる。
それが、一番の近道です。
辻洋装店でぐ~~んと力を伸ばす社員。ひとりの例外もなく“馬鹿”になれています(^^)
どの世界でも大切なことは同じなのかもしれませんね~♪
中野ケンシロウ
東京都内の婦人服プレタポルテ縫製工場でいつまでたっても修行中!
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