辻洋装店ではアトリエ(縫い場)にいるスタッフも含め、ほぼ全員が会社から支給された手縫い針を持っています。基本的に「短い針・長い針・マチ針」の3本のみです。これ以外の針の持ち込みは禁止となっています。当然、持ち出しもしてはいけません。基本の3本の他にはギザ針・とじ針・カギ針・編み機の針などを使うこともあります。
針の入る大きさで、フタのついた、落としても割れないモノに3本の針を入れて、「針カン」と呼んでいます。
アトリエでは3〜4人の少数精鋭グループ生産で一着を縫い上げます。主にミシンとアイロンでの仕事ですが、その中でも手縫いの工程は存在しています。
具体的には
・肩綴じ
・衿綴じ
・ポケット裏の千鳥
・(脇綴じ)
・(奥まつり)
などです。
“綴じ”とは“中綴じ”のことです。表地と裏地がパカパカしないように縫代同士を縫い合わせるのですが、内回り外回り分の釣り合いをみながら表にひびかないように適度なゆるみで縫い合わせるには手縫いがいちばんなのです。
朝礼時と掃除前の1日2回、「針カンチェック」で本数を確認しています。
東京都内の高級婦人服縫製工場三兄弟の三番目
ツジゴウ
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