昨日は月に一度のこころの勉強会。
お越しいただいた大久保先生のお話はいつも分かりやすくて面白い(^^)
“夫婦でエアコンの理想の設定温度が一致しないわけ”
動物はフェロモンと呼ばれる物質を頼りに生殖相手を取捨選択しているといわれている。
フェロモンは、生殖ホルモンに連動して分泌される“匂い物質”で、嗅覚が反応する。
ただし、ほとんどは潜在意識のもとに処理されてしまうので、嗅いだ際に、明確にそれとわかることはないようである。
このフェロモンは、その匂いの種類が、遺伝子の免疫抗体の型に対応している。
つまり、動物は匂いで周囲に自らの免疫抗体の型の種類を知らせているのである。
免疫抗体の型は、その個体の生体としての感性を決める。
外的刺激の何に強く、何に弱いのか。
それは気質や体質に影響を与え、生活習慣をも決してしまう。
この型が異なる相手と生殖をすれば、子孫のバリエーションが増えるのである。
ひらたくいえば、寒さに強い個体と、暑さに強い個体が交配すれば、子孫にはどちらの型も混じることになる。
地球が温暖化しても寒冷化しても、誰かは生き残る。
つまりね、エアコンの理想の設定温度が一致する夫婦は、理論上、存在しえないことになる。
どちらかが快適なら、どちらかが寒い(あるいは暑い)のが「相性のいい夫婦」というものなのだ。
ついでにいえば、どちらかが寝つきがよければ、どちらかが寝つきが悪い。
どちらかが神経質なら、どちらかがおおらかである。
歯磨きのチューブは、どちらかが真ん中から無造作に絞りだし、どちらかは底から几帳面に絞りだす。
いきなり大きな音が鳴れば、どちらかは逃げ出し、どちらかはしゃがみこむ。
きっとどちらかは生き残る。
そして旅に出れば、全然別のものが目に入り、まったく違うものに心を動かす。
片方が「空の青」に感動している傍らで、片方は「団子の蜜」に注目している。
片方が「今の時間」に没頭している傍らで、片方は「次の予定」に心囚われる。
心通わすには、なかなか難しい相手だが、危険察知には向いている。
また、あらゆる可能性を網羅する相棒としても最適なのである。
本からの引用と先生の体験談に頷きまくりでした!
女脳と男脳、お互いをよく理解して家庭でも職場でも支え合っていきたいですね~(^^)
中野ケンシロウ
東京都内の婦人服プレタポルテ縫製でいつまでたっても修行中!
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