東京中野の縫製工場「辻洋装店」| 【費用は?】アパレルメーカーが縫製工場で洋服を作るまでの流れ その6

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BLOG 2020.07.23

【費用は?】アパレルメーカーが縫製工場で洋服を作るまでの流れ その6


さて、いよいよ“費用”です。
辻洋装店で実際にあったケースでみてみましょう。

ケース1 テーラードジャケット【総裏フラップポケット付き】×50着

1stサンプル加工賃¥42,000
2ndサンプル加工賃¥42,000
各色サンプル加工賃(3色ナナメ)¥126,000
パターン代¥52,000
3サイズグレーディング代¥32,000
ハンガー、ビニール、都内50着納品代¥20,000
生地代(用尺1.5M)¥7,500×50着¥562,500
付属代¥1,950×50着¥72,400
量産縫製加工賃¥14,000×50着¥700,000
合計¥1,648,900
(1着当たり)(¥32,978)

 

ケース2 ワンピース【裏なし】×50着

1stサンプル加工賃¥30,000
2ndサンプル加工賃¥30,000
各色サンプル加工賃(3色ナナメ)¥90,000
パターン代¥40,000
3サイズグレーディング代¥12,800
ハンガー、ビニール、都内50着納品代¥20,000
生地代(用尺1.4M)¥3,200×50着¥224,000
付属代¥500×50着¥25,000
量産縫製加工賃¥10,000×50着¥500,000
合計¥971,800
(1着当たり)(¥19,436)

 

※50着未満のロットは別途加工賃にアップチャージがかかります。
※デザイン、縫製仕様によって加工賃は大きく異なります。
※生地代、付属代は使用する材料と量によって異なります。
※必要がない場合2ndサンプルと各色サンプルは省くことができます。

奥まつりミシン

辻洋装店が普通の縫製工場と大きく違う点は3つです。

●人材育成
技能実習生(外国人)に頼らず、毎年新卒採用で心と技を磨き続けて73年になります。(平均年齢35.2才)

●高級婦人服専門
「パターン通りに縫われてるけど、、、なんか違う!」こんな経験ありませんか?
服に高級感を乗せるのは技術者の品性です。

●東京
ファッションの中心で50人規模の縫製工場は稀。いつでも見学できます。(コロナ禍で休止中)

辻洋装店を見学してくださった一般の方々は、縫製加工賃を知ると「安すぎる」と驚きます。
大半のアパレルメーカーの方々は、「高すぎる」と言って去っていきます。

会社によって、人によって、立場によって、価値観は様々です。
辻洋装店に付加価値を見出していただける方々とのみ、お仕事をさせていただいています。

 

さて、ここからは我々の仕事ではありませんが・・・・
売値はいくらにしましょう?

いわゆる百貨店アパレルであれば

ケース1(JK)なら¥100,000~300,000位

ケース2(OP)なら¥70,000~200,000位

の上代になるでしょうか?

通常、辻洋装店で扱う製品はほとんどが上代¥100,000以上のものです。

ブランド力がなくても魅力のある製品が完成して、共感してくれる顧客がいれば、それなりに値段は通ると思います。

仕立てに関してはどこに出しても胸を張れるグレードを保証いたします。

 

次回「まとめ」で終わりにしようと思います。

その1  その2  その3  その4  その5  まとめ

東京都内の高級婦人服縫製工場三兄弟の三番目
ツジゴウ


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