東京中野の縫製工場「辻洋装店」| 変わる縫製工場

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BLOG 2017.12.06

変わる縫製工場


毎年の恒例となりましたが、こちらのサミット開催も来週と迫ってきました。

辻洋装店の専務も登壇させていただくのですが、このサミットの企画趣旨はこのようになっています。

 日本のアパレル産業は構造不況が叫ばれ、既存のファッションビジネスは大きな変革期にあります。一方、「メード・イン・ジャパン」を支えてきた国内製造業も依然として縮小傾向に歯止めが掛かっていません。今回は「アパレルものづくりサミット」の原点に立ち返り、〝工場〟自身の意識改革をテーマに取りあげました。このため、ユニークな取り組みをしている工場経営者や、若手経営トップの方々にお集まりいただき、「変わらなければ生き残れない」を全国のアパレル製造業者に正面から訴えます。どんな工場もトップのやる気次第で変われる、活路は他人任せではなく自らひらくもの、という共通認識を確立し、日本のアパレル製造業のさらなる自己変革を進める跳躍台の役割を果たしたいと願っています。

お問い合わせ先:「日本発ものづくり提言プロジェクト」実行委員会
事務局電話 03-3513-7931(アパレル工業新聞社気付)

 

そして本日はこのセミナーがあります。

日本のアパレル業界はコストが安い海外での縫製に切替えてきた結果、衣類の輸入比率は97%を超えて、ほとんどが海外生産となっています。国内生産の減少および工賃の低下圧力によって、縫製工場も激減してきました。しかし最近の日本製品ブームによって、日本生産に注目が集まりましたが、依然として工賃が安いなど厳しい状況は続いています。
さて、そんな状況の中、高度な技術を活かしてブランド開発や海外進出を図るファッションしらいし、都市型縫製工場を増やしていこうとするクリスメイドファクトリー、先進的な2社のの取り組みについてお聞きしたいと思います。
ファッションしらいしは、利益がでないアパレルからの下請け仕事を減らし、優れた技術力を背景に都内有名百貨店でオリジナルブランドを発売し好評を得ています。さらにニューヨークに縫製工場として進出し、コレクションブランドの縫製を手がけています。
確かな縫製技術を武器に新たな舞台で活躍している経緯などをお聞きします。日本のファッションブランドが海外で戦うヒントにもなると思います。
広島のクリスメイドファクトリーは、都市型の小規模小ロット対応縫製工場という新たな業態で、工場の生き残りを模索しています。クリエイターにとっては近い場所で小ロットで対応してくれる存在はありがたいものです。では、工場としては受注の安定やコスト面などの対応をどうするかなどお聞きしたいと思います。

■主催:台東デザイナーズビレッジ
■協力:イッサイガッサイ東東京ものづくりHUB

大手アパレルメーカー、百貨店、郊外型モール、ユニクロ、アマゾン、ZOZOスーツ・・・・。
業界を見渡し、テクノロジーの進化に触れているだけでも業界構造が大きく変わろうとしている、まさにその真っ只中にいることを実感できます。
先日は自社のオリジナル商品をECサイトで売ることを軌道に乗せアパレルメーカーからの仕事をほとんどやらなくなった縫製工場を見学させていただきました。
今まで通りの仕事をいつものように頑張っているだけでは生き残れないのです。
人は“いつも通り”が好きなので新しいことを始めるには少しだけ勇気が必要ですが、せっかくなのでワクワク楽しみながら取り組みたいと思います。

縫製工場も変革期なのです。

東京都内の高級婦人服縫製工場三兄弟の三番目
ツジゴウ

 


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