東京中野の縫製工場「辻洋装店」| 弥生会

BLOG

BLOG 2015.07.30

弥生会


『アパレルメーカーから送られたパターンでそのまま縫製できない、テイストを表現できないケースがあります。それってどんな時?
一昔前は工場出張や細かいシーズン打ち合わせなどで解消していた事ですが、最近はその機会が大きく失われてアパレルメーカーと縫製現場とのすれ違いが起きています。
今回は衿、袖、裏地などのディティールや素材に合わせるソーイングパターンメイキング方を高級プレタ婦人服工場 辻洋装店で実際にパターンメイキングに携わりクオリティコントロールする辻洋装店の司令塔である統括部長に現場のお話しをして頂きます。』

という依頼をいただいてパタンナーさんの勉強会である 《弥生会》の例会に行って来ました(^^)

DSCF0719

日々の仕事が机上の空論になっていないか?

縫製現場では実際のところどうなのか?

縫製工場とのあいだに生まれる様々なギャップを埋めるにはどうしたらいいのか?

DSCF0731

パタンナーの方々の関心の高さには驚きです。(参加者200人以上!)

DSCF0727

裏を返せばそれだけ仕事上でトラブルを抱えているということでしょうか?

実際の生産現場が日本から海外に移って久しいので洋服の設計を担当するひと(パタンナー)が生産(縫製)のことを知らない。そして知る機会がほとんどない。

いいモノができるわけありません(^_^;)

DSCF0734

辻洋装店が会社を開放し、いつでも誰でも工場見学を受け入れているのは

“そんな方々のお役に立ちたい!”

“お世話になっているファッション業界に貢献したい!”

という想いでもあるのです(^^)

中野ケンシロウ

東京都内の婦人服プレタポルテ縫製工場でいつまでたっても修行中!


よく読まれている記事

皇后陛下のジャケット

エリザベス女王の国葬に参列されるため天皇皇后両陛下が英国...

メローロックいろいろ

メローロックのサンプルを依頼されたのでいくつかご用意させ...

アパレルOEM生産

こちらのワンピースも辻洋装店が制作させていただきます。 ...

辻洋装店(アパレルOE...

未来のお客様に辻洋装店を知っていただくために、会社紹介の...

【費用は?】アパレルメ...

(2021年5月追記) 業界では当たり前すぎてわざわざ...

仕事依頼…オリジナルワ...

Magnolia collection (マグノリアコレ...