東京中野の縫製工場「辻洋装店」| 真髄

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BLOG 2015.05.06

真髄


haru

晴れた春の麗らかな陽気。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

とてつもなくご無沙汰しております、kumiです!

 

前回の投稿から一年以上も経ってしまっていました(^^;)

 

この一年間、色々とございまして、

私は今現在、本社勤務となっております。

 

約9年半のアトリエ勤務を経て、

本社へ来てから約半年となりました。

 

本社で何をしているかと言いますと、

主に、先上げや、サンプルといった、

量産に入る前の段階で試しに一着作るのですが、

そのパターンメイクから裁断までをやらせていただいております。

 

いわゆる今までアトリエでやっていた縫製や、アイロン作業の

前段階となるわけです。

 

私は、辻洋装店に勤めて、今年で10年目になりますが、

パターンの事を始め、お恥ずかしながら

本社の仕事内容は、なんとなくでしか理解できていなかったなと

心から反省しております。

 

 

自分の置かれた世界以外にもきちんと目を向ければ、

場所の違いで“見えなかった”と思っていた事が、

今まで色んな理由をつけて、自分から“見ようとしていなかった”事だとわかり、

そこにいる人の想いや、考えに初めて気付きました。

 

 

私たちのしている事は、

単なる服作りではなく、

“人”のための服作りです。

 

当たり前の事かもしれませんが、

実は一番難しいのかもしれません。

 

何をするにしても、人ありきです。

でも時折、見えなくなってしまう事も…

 

この見えなくなった時こそが、“人”のためとは言い難い、

単なる服作りになってしまう事だと思います。

 

 

私は本社へ来てから、上司のReiさんに

 

「こちらの誠意を見せましょう」

 

と言われ、

辻洋装店の真髄を垣間見た気がします。

 

 

 

本社に企画を戴き、

アトリエで制作し、

また本社に帰って送り出す。

 

当社から巣立っていく一着一着は、

本社だけではだめで、

またアトリエだけでもだめで…

 

こんなにも色んな人の手を経て

この世に産み出していっていたのだと

ようやくわかったような気がいたします。

 

でも、巣立ったと思ったら、

当社が恋しくなったのか、

舞い戻ってくることもしばしばありますが…(笑)

 

「世の中のレベルは高すぎたよ~(泣)」

という声が聞こえるとか聞こえないとか…

 

しかし、この舞い戻りこそが、

辻洋装店にとっての、今の日本のモノづくりのレベルの高さを

教えてくださる情報源だったりします。

 

真摯に受け止め、

きちんと向き合うことで

当社のレベルがまた1upです!

 

 

…と、本社へ来てから、

物事の考え方、見え方の角度が増えたkumiであります。

 

しかし、本社とアトリエの環境の違いからか、

もうだいぶ暖かくなっているというのに、

足にはなんとしもやけが!!(笑)

 

陽気は穏やかな春でも、足だけはまだ厳しい冬なのでありました…orz

kumi


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